22年卒学生,インターンシップインターンシップの探し方や選び方とは? Photo:PIXTA

2022年卒学生のインターンシップの募集が早くも始まっている。新型コロナウイルスの影響により、就職戦線が厳しくなることが予想される中で、内定に一歩でも近づくためには、どのようにインターンシップ先の企業を選べばいいのか。インターンシップの探し方や選び方、インターンシップの選考を通過するためのポイントを紹介する。(ダイヤモンド・セレクト編集部 林恭子)

インターンシップ企業を探す6つの方法

「3年生の3月1日に採用広報が解禁されるタイミングから就活を開始した学生よりも、インターンシップを早い時期から始めていた学生の方が内定率は高い傾向がある」

 こう語るのは、採用アナリスト・コンサルタントの谷出正直氏だ。谷出氏が今年5月に新卒採用を行う企業に対して行った調査によると、22年卒学生向けのインターンシップ実施の目的を「採用直結」とする企業の数は、21年卒学生向けの1.4倍に上っており、インターンシップに参加した学生から採用したい企業は年々増えている。22年卒学生が内定を獲得するためにも、インターンシップへの参加は大きな第一歩と言っていい。

 では、どのようにインターンシップ企業を探せばいいのだろうか。さまざまな方法があるが、ここでは6つ紹介しよう。

(1)志望企業の採用ホームページを確認

 すでに志望している企業があれば、その会社の採用ページからインターンシップ情報がないか、チェックしてみよう。もし志望企業で実施していない場合は、同業他社が実施していないか確認し、参加することで業界の事情などを知るのもいいだろう。

(2)就活ナビサイト、インターンシップ求人サイトからの条件検索

 すでにリクナビやマイナビ、キャリタス就活などの就活ナビサイトは、22年卒学生向けのページを開設している。志望企業が決まっている人は、ナビサイトからもインターンシップ情報を探すことができるが、まだ何も決まっていない人も少なくないはずだ。そうした場合は、「開催地域」「業種」「開催時期」などの条件検索を使って探してみよう。

 また最近では、インターンシップを専門に扱う求人サイトが登場しており、例えば、数カ月にも及ぶ長期間かつアルバイト代が支給されるものも紹介されている。学生生活に支障のない範囲で、これらも検討してみてもいいだろう。